今月のGallery / 私の引き出しから


Worksでは、個展、グループ展で発表した作品の中の主なタブローをピックアップして展示しておりますが、
デッサンや水彩画やスケッチなどご紹介しきれない絵がたくさんあります。
このコーナーでは一ヵ月に一回、できる範囲でですがテーマを決めてご紹介したいと思います。



2012年 7月 「 続・続・スケッチから 」





先月は2004年5月に行ったイル・ド・フランスのスケッチの前半をお知らせしましたが、
今月は後半の分から、ピックアップしてご紹介します。
行った先々の地名が殆どわかりません。しかももう8年前・・スケッチを見ながら思い出すのは
描いたところばかりですが、天候に恵まれ、日照時間も長く、あんな良い時期に描けたのは
すべてT・Tさんのお陰でした。





5月24日のスケッチは崖っぷちの家から始まりました。330×240ミリ 
ペン インク 水彩 ロウも使っています。つたが覆っていたのをはがしたあとが
すさまじい痕跡の壁面を描きたかったのですが、家の形のおもしろさにとらわれてしまいました。









最初の水道だったっけ? 村のはずれにあったのですが建物がつぎはぎだらけでおもしろかった!!









牧場にも行きました。広い牧草地に牛が遠くにかたまっていたのですが、
私めがけて一斉に突進してきたのでびっくり。柵があってもこわくて逃げ出しました。
フランスの牛は気が荒い?









夕方 川を見下ろす丘から見下ろして。









そして 泊まったホテル・・HOTEL TOURISME









川のほとり  300×225ミリ  和紙の上にペン、インク、水彩









何枚も村の風景を描きました。これははがきサイズ。









この道端の家並は 310×230ミリ









26日はクレヨン描きが一枚・・多分一日休養したかも。
27日の塔門と教会  330×240ミリ









この教会は渋い色合いがきれいなので和紙で水彩を試みました・・線は黒のコンテで描いてます。









風格のある店構え・・多分長く続いているんでしょう。














27日、28日、29日と三日続けて違うお城に行きました。
この2枚はインチサイズ(はがき大)









28日、思いきってお城全体を描きました。自分でもどう描いていいやら・・線が震えています。
31日に帰国、終盤になってやっと度胸がついたというか、慣れてきたんですね。









川の上のホテル
28日の朝  スケッチの脇を通勤の人たちが通っていきました。









教会 400×300ミリの紙 和紙貼り  ピンクを使いたかったようです。









これもピンクを主体にしてます。村の一角。400×320ミリ









29日に描いた城  COURARCESという文字がはいってますがこの城のことかどうか。









30日にはジャン・コクトーが作った小さな教会へも行きましたが、残念ながら閉ってました。
インチサイズに線描きのスケッチばかり、この日は殆ど彩色していません。
「フランスの雨雲、そして広い麦畑」車中から描いたこの絵が最後になりました。





 今月のGallery / バックナンバー



2012年 1月 「 ピエロのコスチュームのモデルさん 」


2012年 2月 「 碑のある絵 」


2012年 3月 「 続・碑のある絵 」


2012年 4月 「 水彩で描いた花 ・ 油彩で描いた花 」


2012年 5月 「 スケッチから 」


2012年 6月 「 続・スケッチから 」



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