今月のGallery / 私の引き出しから
Worksでは、個展、グループ展で発表した作品の中の主なタブローをピックアップして展示しておりますが、
デッサンや水彩画やスケッチなどご紹介しきれない絵がたくさんあります。
このコーナーでは一ヵ月に一回、できる範囲でですがテーマを決めてご紹介したいと思います。
2012年 6月 「 続・スケッチから 」
2004年5月にパリ周辺をスケッチに行きました。パリ近郊の町に住まいを持ち、
冬は日本に帰る生活を20年以上も続けていらっしゃった先輩の画家さんにお世話になりました。
地名に無頓着のまま、車で連れて行ってもらった先で100枚位描いたでしょうか。
グレー、ムラン、モレ・シュル・ロワン、ジヴェルニーとか少しはわかるのですが、
2週間の移動のため、イル・ド・フランスとひとくくりにしてしまいました。
田舎の古い町、農家や村の教会、お城もいくつか。真っ赤なけしの花が道端に咲き、
青々と広い麦畑、そして白い花をつけた高い木々。今、思うと夢のような美しい日々でした。
今回は約2週間のスケッチ期間のうち前半から何枚かを、
次回、7月に後半からピックアップしてご紹介します。

5月18日 グレの教会
近くには浅井忠画伯の描いた洗濯場や橋があります。
川の岸辺、暑い日差しの中。上半身裸で帽子もかぶらず
油絵を描いている白人男性がいました。

5月18日 モレ・シュル・ロワン
夕暮れ時疲れてしまい、描きたいのに目移りするばかりでした。

5月20日
有名なところらしいですが、何という町かわかりません。
コローが住んでいた家の近くだったと思います。

5月20日
当日朝一番に描いたスケッチです。小さな町の坂道や屋根が朝日に輝いていました。

5月20日
そして坂の上へ歩いていって、道端の家をスケッチ。

5月21日
パリに出て少しスケッチしました。サン・ジェルマン運河です。

5月22日
友達の画家さんが一日おでかけだったので、私が泊まった町営のホテル(ムランの隣町)から
歩ける範囲のところでスケッチ。セーヌ河沿いの角の家・・もしかしたらカフェ?
古い建物の感じが描けません。

5月22日
セーヌ河を見下ろす坂の途中から、はがき大の用紙に立ったままボールペンで。
近くの小さなお菓子屋さんのケーキが美味しかった!!

5月23日 川の上の家
地名わからず。ここで何枚かスケッチしました。持っていったスケッチブックの中で
一番大きいサイズ(400ミリ×320ミリ)に和紙貼り。ホテルに帰ってから彩色。

5月23日 塔を見上げて(何の塔?)
窓からのぞいてみたら家具も何もなく、穀物の倉庫のような・・それにしては立派です。
見張りの塔とも住まいとも牢獄とも思えませんでしたが。

5月23日
荻須画伯も描いた村だそうです。
今月のGallery / バックナンバー
2012年 1月 「 ピエロのコスチュームのモデルさん 」
2012年 2月 「 碑のある絵 」
2012年 3月 「 続・碑のある絵 」
2012年 4月 「 水彩で描いた花 ・ 油彩で描いた花 」
2012年 5月 「 スケッチから 」
Copyright (C) 2011-2013 Emiko Seto All Rights Reserved.